精神保健学 3,200文字レポート「ライフサイクルにおける精神保健について」清書 終

閲覧数1,430
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

      ライフサイクルにおける精神保健について
    人が生まれてから死ぬまでの一生涯のことライフサイクルと言う。それぞれのライフサイクルの段階(ライフステージ)こどに、精神保健の課題と特徴がある。
    各特徴について以下に述べる。
    (1)乳幼児期
    この時期には、妊娠・出産に伴う母親の精神保健の問題がある。さまざまな精神障害は妊娠末期に再発しやすく、軽い場合には産後10日ほどでほとんどが軽快する。出産後に起きるマタニティブルーとは、一過性の軽い抑うつ状態であり、涙もろさ、抑うつ気分、不安、軽度の知的能力の低下が特徴的である。
    産褥期うつ病は、出産後2~3週目に発症し、いわゆる産褥ノイローゼの型をとる。また、次回の妊娠時の再発率が高くなる傾向がある。
    授乳を通して確立される乳幼児と親との心理的な結びつきを通じて、知能、言語、情緒、性格など人間としての基本的な精神機能が育っていく。
    (2)幼児前期
    幼稚園や保育園に入る幼児期は、「母子共生」という枠を離れ仲間を求め、やがて集団生活で競争と協調性を学ぶ時期である。この時期の精神保健の問題としては、子どもの見知らぬ集団に対する家族との分離不安など新しい場面へ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。