コリャードさんげろく語釈

閲覧数2,209
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2010年度国語学演習で取り扱った内容です。
    担当範囲のみの詳細調査ですが、調査法において参考になると思います。

    キリシタン文献の中でも、スペイン人宣教師のコリャードが綴った「懺悔」を記録した書で、
    当時の口語を研究する上でも有効となる資料です。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ~ 語釈 ~(18ぺ32行~20ぺ28行)                       広辞苑(岩波書店)/全訳古語辞典(旺文社)第五版
                       コリャード懺悔録(岩波書店)
    ○ 奉行(ぶぎゃう)
    【広】①上命を報じて公事・行事を執行すること。また、その担当者。(徒然)
       ②武家の職名。政務を分掌して一部局を担当する者。
    【古】①上の命によって事を行うこと。また、その人。(徒然)
       ②武家時代の職名。一部局の長官。
        鎌倉・室町時代は「評定衆(ひようじょうしゆう)」「引き付け衆」を、「公事(くじ)奉行人」という。
     

    Ⅰ(格助詞)所有者を示す。「が」に比べ敬意をこめて使われることもある。
     Ⅱ室町時代以降の用法では並立助詞
     ①物事を並べ挙げて問題にする。
     ②ある活用語とその否定形とを重ねて上の語の意味を強める。
    ○せられた(せ¦られる)
     (尊敬の助動詞セルの未然形に尊敬の助動詞ラレルの付いたもの)五段動詞の未然形に接続して、極めて高い尊敬を表す。
    ○即ち(すなわち)(則ち)
     Ⅰ①(名)その時。即座。(万葉) 
    Ⅱ①(副)即座に。た...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。