仏教大学 教育社会学 第2設題「学力低下とは何かを明らかにし、社会階層のような社会的不平等と学力がどのような関わりをもつのかについて述べよ。」

閲覧数3,481
ダウンロード数8
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    仏教大学 教育社会学「学力低下とは何かを明らかにし、社会階層のような社会的不平等と学力がどのような関わりをもつのかについて述べよ。」

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「学力低下とは何かを明らかにし、社会階層のような社会的不平等と学力がどのような関わりをもつのかについて述べよ。」
     学力低下とは、1980年代以降、日本の小学校から高等学校までの教育課程において推進されてきた教育が、学力の低下を招いたとして語られるものであり、特に昨今の学力低下問題の議論の発端は文部科学省が導入した「ゆとり教育」である。2002年4月から実施された完全学校週五日制と、新学習指導要領をセットにした新制度は、「ゆとり教育」によって、小・中・高の学習内容や授業時数が大幅に削減されたことから、子どもの学力低下が懸念されている。
     大学生に限ってみれば、その学力低下の理由は、教育の大衆化が進展して大学が増えすぎたという点、またその結果、大学進学は易化し、少なからぬ大学ではほぼフリーパスに近くなることで学習習慣を身につけていない大学生が大量発生した点にあるとする見方が強い。
     1980年代、400校程度だった大学は、2009年4月には、754校を超えておりそれに伴って学生の数も増加している。にもかかわらず、18歳人口は年々減少しているから、20年前18歳人口における大学生の割合は2...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。