人権(同和)教育 S0536 B判定

閲覧数1,184
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「問題」

    「50年に及ぶ戦後の同和教育史を概括し、同和(人権)教育の意義と学校における同和(人権)教育実践の具体的なあり方を論述せよ。」
    「解答」

    まず、日本の差別の歴史は紀元107年の倭の国の記録に記されている、奴隷という意味の「生口」からである。また、魏志倭人伝の記録にも「大人」「下戸」「奴婢」という身分制度があり、豪族集団の征服・支配の紛争関係の中で形成され、勝者が敗者を奴隷的存在としてきた。

    江戸時代の「穢多・非人」などという身分が今の部落差別につながっていて、それが今日まで根強く残っているのである。しかし、このような身分制度に対する反対も各地で起こっている。(岡山藩の渋染一揆などが有名である。)また、各地で続発した百姓一揆に「穢多・非人」が参加することも少なくはなかったが、一方で一揆の鎮圧や首謀者の行刑に「穢多・非人」が動員されたことも事実であり、明治維新の身分解放令に対する「解放令反対一揆」をもたらす一因になったと思われる。

    1871年8月28日に解放令が公布された。しかしこれは、賊称の廃止を宣言したにすぎず、これからは賊民身分の者も一般戸籍に編入し、地租等に関して...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。