地域福祉論 「地域福祉の歴史的発展と地域トータルケアシステムについて述べなさい。」

閲覧数6,584
ダウンロード数51
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    地域福祉論の課題レポートで、地域福祉の歴史的発展の考え方と地域トータルケアシステムについてまとめたレポート(A判定)です。2000字程度。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    科目名:地域福祉論
    設題名:「地域福祉の歴史的発展と地域トータルケアシステムについて述べなさい。」
    ◎地域福祉の歴史的発展
     生活が地域を範域として成り立つかぎり、広い意味での「地域の福祉」の歴史はずっと古い時代に遡ることができる。しかし、地域福祉の領域が成立するのは、戦後の高度経済成長期からのことであり、特に1970年代以降に新たな社会的背景と意義を持ち、政策として登場する。コミュニティケアやノーマライゼーションの考え方が定着するようになるのもこの頃からであるが、そこに至るには長い歩みがあり、その過程が現在のあり方にも影響を与えている。
     江戸後期に、二宮尊徳による、小地域社会を再建することで、広域の地域社会を再建するという考え方を基本とした、「報徳思想」の活動で、小地域社会を重視した視点に地域社会の考え方の萌芽がみられる。
     明治から戦前にかけては、物価の高騰や米不作、貧困者の増加といった厳しい社会状況にあり、国により恤救規則という救貧制度が制定されるが、それは慈恵的で限定的な制限扶助主義で、全ての貧困窮者のためのものではなかった。そういう中で、欧米の慈善事業や隣保事業といった福祉...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。