「生きる力」の育成と道徳教育について述べよ。
まず、道徳とは「人のふみ行う道。ある社会で、その成員の社会に対する、あるいは成員相互間の行為を規制するものとして、一般に認証されている規範の総体。法律の様な外面的強制力を伴うものでなく、個人の内面的なもの」(広辞苑)と述べられている。もっと短く言えば「人間としての生き方」が道徳である。この道徳の概念はその社会や時代により、その時代の変化に対応した新しい価値観が生じてくる。その時代以前からの道徳観念の持ち主と、新しい観念にとらわれる人の考え方とは、相反するものになる時があると思える。が、しかし、日高氏も述べているが、そこに摩擦が生じるのは当然と思える。例えば、電車でよく見る事だ。この頃、電車の中で若い女性が化粧をしているのを見かける。揺れる電車の中でまつ毛までも装着している
S0528 道徳教育の研究 設題1
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のだ。それも当たりまえのようにしているように思うが。これは公衆道徳に反するのではないか?私は男だが、母に頭は洗面所でさわれと良く言われた。昔から女性は洗面所でしか髪をとかなかったと言っていた。どうして、このようにな...