ポップアートのレポート。
「A+」評価。
美意識の比較研究 後期期末レポート
個人的にポップアートが好きで、その中でもAndy Warholの作品が好きである。その好き度は、ある時期には、現在振り返ってみれば異常なものだとも思われるくらいであった。8年くらい前、兵役中に読んだある雑誌で初めてAndy Warholの作品を目にし、ショックや新鮮さを感じ、待ちに待った除隊日に、当時ちょうどソウルで開かれていたAndy Warholの作品展に行くために、当日に実家に帰らず、観賞後にネットカフェに泊まって(実家が地方のため、夜にはバス便がなくなる。)、翌日に実家に帰った記憶がある。今は、あの当時のほどではないものの、ポップアートは非常に好きな美術の分野である。しかし、この授業でポップアートが取り上げられた際に、実はポップアートについて何も分かっていないような気がしてきていた。したがって、本レポートの紙面を借りて個人的に知りたい「ポップアート」に関して論じる。
1. ポップアートの概要。
ポップアートとは、1950年代のイギリスの装飾美術において、シネマ、広告、漫画など、大衆消費用として造られた全ての商品および大衆媒体で常用される紋...