生活技能訓練(SST)は、米国UCLAのリバーマンらにより慢性精神障害に対応した治療技法として発展してきたもので・・・・
「SSTについて」
生活技能訓練(SST)は、米国UCLAのリバーマンらにより慢性精神障害に対応した治療技法として発展してきたもので、精神障害の人の陰性症状と呼ばれる対人関係のぎこちなさや生活障害の改善のためにあみだされた認知行動療法の一つとして位置づけられる療法である。SST普及協会によると「SSTとは『Social Skills Training』の略で、『社会生活技能訓練』や『生活技能訓練』などと呼ばれている。」とされている。
SSTの目標の設定にあたっては、達成可能で本人の生活改善に役立つと共に、社会的に適切でしかも進歩の度合いが評価できることが必要である。
実際に生活技能訓練...