イギリス文学史Ⅰ分冊1

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    資料紹介

    イギリス文学史 分冊1のレポートです。
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    紀元前数百年頃、イングランド北部と西部にケルト族のゲイル人が、南部に同じくケルト族のブリトン人が居住していた。紀元前55年頃、ジュリアス・シーザーがブリトン人を制圧し、ここをブリタニアと命名した。これにより、都市が建設され、道路や水道が設けられただけでなく、ラテン語が普及していった。しかし、5世紀頃、ゲイル族のスコット人とピクト人が南下し、ブリトン人を攻めた。このころ、ローマはゲルマン民族の侵入やローマの東西分裂などにより、ブリタニアから軍を撤退させてしまっていた。そこで、ローマに帰順していた南方ブリトン人はゲルマン民族のチュートン族に属する、ジュート、アングル、サクソンの3部族に救いを求めた。この3部族は領地の拡大を考えていたこともあり、北方ブリトン人だけでなく、南方ブリトン人をも征服し、北西部の産地や島に追いやってしまった。
    そして、3部族は部族ごとにアングル族はメルシア、東アングリア、ノオザンブリアの3国を、サクソン族はウェセックス、エセックス、サセックスの3国を、ジュート族はケントを、合計7国を作った。この時代を7王制時代と呼ぶ。これらの王国が次第に融合していき、アングロ・サク...

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