実際に実験をしてt検定を行いました。
目的
記憶における意味的処理と想起の関係について考察する
方法
調査対象者;X女子大学2年の心理学実験観察演習IAの授業履修者
調査時期;2010年5月19日
調査場所;調査対象者が通う大学構内の一教室にて行った
材料;「ドルードル」と呼ばれる無意味絵のセット(20対)
実験手続;
被験者をラベル有り群とラベル無群の2群に分ける。両群をさらにA・B・C・D・Eの5グループに分け、各グループ内で1番、2番と順番を割り振る。実験は、まずTAが実験者となり、A・Bグループの1番の学生を被験者として実施する。その後、グループ1番の学生は次に実験者となり、2番の学生を被験者として実験を実施する(以下同様)。TAは次にC・Dグループで実験を開始し、最後にEグループで実験を開始した。グループの最後の学生が実験者となるときは、そのグループの誰かが被験者となるが、このデータは集計に入れない。実験は全体のタイムキーパーによって、全て一斉に行われる。
まず、材料の記憶としての実験を行う。実験者は2枚1組の絵のカードをトランプのように切って、提示順序をランダムにし、「これから左右2枚で1...