憲法論文答案練習裁判所 憲法判例の変更

閲覧数1,668
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    憲法論文答案練習 裁判所
    ~憲法判例の変更~
    【問題】
     「判例という語は多義的に使われるが、憲法判例において先例拘束性が問題となるのは法律等の違憲、合憲という結論に至る上で、直接必要とされる憲法規範的理由付けの部分(レイシオ・デシデンダイ)である。ところで、このようなレイシオ・デシデンダイの部分を意味する最高裁判所の『憲法判例』については、先例拘束性を認めるべきであると考える。もっとも、だからといって『憲法判例』について判例変更が不可能になるわけではなく、むしろ他の判例と比べて変更が容易であると考えるべきである。」との見解を論評せよ。
    【考え方】
     ・・・本問では、①憲法判例の意義、②憲法判例の拘束性の肯否、③憲法判例の変更の可否、④憲法判例の変更の難易が問題となり、特に③・④が問題となる。
      ・③について、
      1)違憲判決否定説
       ・・・違憲判断の効力について、一般的効力説を前提として、一度違憲とされ、法令集から除去された(またこれと同様の状態となった)法令を、判例変更の名を借りて復活させることができないことを根拠として、少なくとも違憲判決について、判例変更は不可能であると...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。