生徒指導・進路指導の研究(初等) A判定

閲覧数1,185
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     小学校において教育相談を行う場合、どのような点に注意しなければならないか。いじめ・不登校のいずれかをとりあげて説明してください。
     教育相談は、「開発的教育相談」、「治療的教育相談」、「予防的教育相談」の活動がある。
     開発的教育相談の中心は進路指導である。進路は、生活への適応や人格の成長に大きく関わる問題である。子ども自身が自らの適性を把握し、将来を見通し、自ら進路を選択できるように援助することが重要である。また、勉強の遅れている子どもに対して個別指導を行ったり、勉強方法のコツを教えたりする学業相談も含まれる。これは、教師が日常的に行っている教育活動であるが、子ども一人ひとりの成長を助ける重要な活動である。
     治療的教育相談とは、適応相談とも呼ばれ、さまざまな情緒的な問題を抱えた子どもに対して、問題の所在を明らかにし、治療的に関わることによって、問題解決と日常生活および社会生活への適応、さらには人格的成長を目指すものである。
    かつて不登校の者は、無理に学校に連れて行かれる指導を受け、余計に不登校になることもあった。しかし今は、不登校に対する理解も進み、多くの不登校は心理的葛藤などの...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。