現代人の生活とカウンセリングについて考え、カウンセリングがどうあるべきか述べよ

閲覧数1,978
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    資料紹介

    東京福祉大学通信教育課程「カウンセリング演習」のレポート参考に。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     「現代人の生活とカウンセリングについて考え、カウンセリングがどうあるべきか述べよ。」
     現代人の生活は、戦後大きく変化している。産業の中心が農業、林業、漁業などの第一次産業から、工業などの第二次産業にシフトし、さらに現代ではサービス産業などの第三次産業が主流となった。それに伴って、都市に多くの人々が集まり、地縁、血縁関係に基づいた人のつながりは薄らいでいった。このことは、一つのストレス要因であり、コミュニケーションの機会が失われていったことを意味する。こうして、欧米で主流だったカウンセリングの技法が、日本においても必要とされるようになったのである。
     ストレスとは、一般に客観的な出来事、その個人の内的過程、ストレスによって生じる結果までを包括的にとらえる概念である。中でも、特に原因となる出来事はストレッサーと呼ばれ、ストレッサーに対する人々の反応はストレス反応と呼ばれる。
     ストレッサーの代表的なものの一つにはライフ・イベントがある。これは人生における大きな出来事を指し、結婚など、一見幸せそうに思えることも、日常生活が変わるというそのことがストレッサーになり得るのである。別のストレッ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。