教育実習をするにあたって留意すべきことを述べよ。
はじめに
去年一年間、私はある小学校で特別支援介助員として働いていた。主に肢体不自由や自閉症などの障害を持った児童が学校でよりよく勉強や行事参加できるようにサポートをしていた。そんな中で私の仕事とは別に教員の方々の忙しさが毎日の営みの中でわかった。放課後の職員室では先生が必死に次の授業に向けての資料を作り、試験の採点などを机に山積みになるような忙しさである。
その小学校で正式に教育実習生として迎えていただけるようになり、私は感謝すべきことであり、また先生方に将来を期待してもらっているのだと必死に励みたいと心から思うと同時に、教育実習について留意すべき点をまとめてみた。
児童観
憲法第26条1項ではすべての国民は教育を受けなければいけないとある。子どもの教育を保障する義務を持つのが教員であり、教育実習生としての私たちもそれは守らなくてはいけない。四週間という短い期間の中で学校に携わり、教員と同じ立場に立ち、児童の資質や可能性を見つけだし、育成に関わることは大切である。
実際の授業
去年一年間で介助員をやってきたからといって授業をしてきたわ...