学級活動の目標や内容と評価の在り方
1.目標
学級活動の目標は、小学校学習指導要領解説において、「学級活動を通して、望ましい人間関係を形成し、集団の一員として、学級や学校におけるよりよい生活づくりに参画し、諸問題を解決しようとする自主的、実践的な態度や健全な生活態度を育てる。」ことである。
2.内容
内容においては、今回の改訂により低・中・高学年ごとの発達段階に応じた改訂がなされ以下のようになっている。
〔第1学年及び第2学年〕
学級を単位として,仲良く助け合い学級生活を楽しくするとともに,日常の生
活や学習に進んで取り組もうとする態度の育成に資する活動を行うこと。
〔第3学年及び第4学年〕
学級を単位として,協力し合って楽しい学級生活をつくるとともに,日常の生
活や学習に意欲的に取り組もうとする態度の育成に資する活動を行うこと。
〔第5学年及び第6学年〕
学級を単位として,信頼し支え合って楽しく豊かな学級や学校の生活をつくる
とともに,日常の生活や学習に自主的に取り組もうとする態度の向上に資する活
動を行うこと。
次に、学級活動の二つの活動の内容について述べる。
(1)児童自らが楽しく充実した学級や学校の生活をつくっ...