合格レポートです。
参考文献↓
①精神保健 林幹男 牧正興 株式会社建帛社 平成14年9月5日
②保育ライブラリ 子どもを知る 精神保健 松橋有子 高野陽 ㈱北大路書房 2003年9月10日
③介護福祉士選書・13 精神保健 長谷川和夫 株式会社 建帛社 平成12年4月15日
精神疾患の分類は、世界保健機構(WHO)による国際疾患分類の第10版(ICD-10)や、アメリカ精神医学会刊行の精神障害の統計・診断マニュアルの第4版(DSM-IV)で分類されている。心の病と精神病は一緒にされがちだが、精神疾病・疾患の総称に当たるのが精神障害であり、その中の一つが精神病である。その他に神経症や精神遅滞や、心身症という概念がある。
日本ではドイツの精神医学の影響が大きく、ヤスパースの分類に見られるような精神障害を3つに分ける考え方が主流である。その3つは、外因性・内因性・心因性である。
外因性精神障害は、体の病気が元となって起きる障害である。さらに、脳疾患が原因で生じる、「器質性精神障害」と、脳以外の身体病によって生じる、「症状性精神障害」、体内に薬物・毒物が入り込むことで生じる、「中毒性精神障害」の3つに分けることができる。
器質性精神障害の一つとして「アルツハイマー病」がある。これは、脳を構成している神経細胞が通常の老化よりも急速に、いわば病的に減ってしまうことにより、正常な働きを徐々に失っていき、認知症(痴呆)になっていくものである。詳しい原因はまだわかってない...