生活科教育法。レポート。佛大通信

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    資料紹介

    「気付き」の階層と「気付き」の質が高まる課程について、テキストに示された実践例にふれて述べなさい。・・・佛大テキスト参照

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    生活科教育法

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    「気付き」の階層と「気付き」の質が高まる過程について、テキストに示された実践例にふれて述べなさい。
    1 気付きの階層について。

     先ず入学前は生活体験や社会体験、自然体験の既有体験をしている。この段階ではまだ、無意識である。体験により、対象を意識することで既有体験の気付きを生かすことになるのは入学後である。先ずは感覚的な気付きであるが、子どもたちの学習活動の中で対象に対し諸感覚を用いて感じるのだ。表現や学び合いや情報交換、振り返りといった活動がある。ここでは共通体験をすることで、対象との出会いや意識化を通して既有体験の想起につながる。次は発見的な気付きである。学習活動を通して、対象の変化を比較し、対象に働きかけたりして得られるものである。表現や学び合い、情報交換、振り返りの内容がある。共通体験として、「見つける・比べる・たとえる」がある。次は思考的な気付きであり、これも学習活動を通して、対象の変化や仕組みの原因や理由付けを考えることで得られる。表現や、学び合い、情報交換、振り返りといった内容がある。これは最も高度な気付きであり、既有体験は生活において広がりを持つようになり、認識へと高...

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