000621 図画工作科教育Ⅰ 2単位目
≪課題≫
テキスト内の「チゼック教授の美術指導と質疑応答」を読み、得られた知識と感想を述べよ。
評価の問題点について考察せよ。
≪講評≫
評価は、教師がする一種の鑑賞といえます。各々の作品と正対してください。
1 子どもたちは本来、個性的で創造力に優れ、芸術的である。大人たちは、自然主義に傾斜し、理知的で、概念的で、非芸術的である。更に大人たちは、技巧や模写を望み、自らの考えを子どもに押し付け、また、人工的に子どもたちの発達を早めたりする。
チゼック教授は、以上のことに気付き、才能溢れる子どもたちの能力を蝕む大人や文明の影響を排除し、子どもの創造性を支え、また、伸ばしていくために、子どもたちを理解し適宜補助していくという方法を実践した。
私自身は、このテキストを読むまで、彼のいう「大人」の考えであった。技量に重点を置き過ぎ、芸術性の理解への関心が少なかった。今回、チゼック教授の美術指導を学んだことを通して、以下のことに気をつけていきたい。
まず、児童の創造性を大切にし、伸ばしていくように努めたい。
児童は純粋であり、良くも...