PVAホルマール化

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    資料紹介

    PVAを熱処理したものと未熱処理のもの,また,それぞれにおいてホルマール化したものと未ホルマール化のもので,性質にどのような違いが出るか調べる.違いを見るために,赤外吸収スペクトルの測定,耐熱水性の比較を行う.

    2.1〈試薬〉PVA粉末,37%ホルマリン,濃硫酸,硫酸ナトリウム,リトマス試験紙

     2.2〈器具〉ビーカー(100mL) 2個,メスシリンダー(100mL),温度計,ガラス棒,
    ステンレスリング 5個,熱処理用乾燥器

     2.3〈方法〉
    ?)PVAフィルム作製
    ? PVA60mgを試験管にとり,蒸留水4mLを加え,加熱溶解させた.
    ? ポリエチレンフィルム上に5個の直径2cmのステンレスリングを水平に置き,これにPVA溶液を流し込み,60〜80℃で5時間乾燥させてフィルムを作製した.

       ?)PVAフィルムの熱処理
        ?フィルムをリングに張ったまま,熱処理用乾燥器で所定の温度で1分間熱処理し,熱処理フィルムを2枚作製した.

       ?)ホルマール化浴の調性
        ?100mLビーカーに蒸留水60mL,濃硫酸6.6mL,無水硫酸ナトリウム12g,37%ホルマリン11.4mLの順に加えて均一溶液を作り,ホルマール化浴を作った.

       ?)ホルマール化反応
        ?未熱処理PVAフィルムと熱処理PVAフィルムをホルマール化浴にリングを張ったまま入れ,約10分後,浴温を徐々に上昇させて60℃にした.
        ?約90分後,フィルムを取り出し洗浄液がリトマス試験紙で酸性を示さなくなるまで蒸留水で洗った.
        ?ろ紙でフィルムの付着水分を吸い取り,60℃で乾燥器内につり下げて乾燥させた.

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ポリビニルアルコールのホルマール化
                  
    1.目的
       PVAを熱処理したものと未熱処理のもの,また,それぞれにおいてホルマール化したものと未ホルマール化のもので,性質にどのような違いが出るか調べる.違いを見るために,赤外吸収スペクトルの測定,耐熱水性の比較を行う.
    2.実験
     2.1〈試薬〉PVA粉末,37%ホルマリン,濃硫酸,硫酸ナトリウム,リトマス試験紙
     2.2〈器具〉ビーカー(100mL) 2個,メスシリンダー(100mL),温度計,ガラス棒,
    ステンレスリング 5個,熱処理用乾燥器
     2.3〈方法〉
    ⅰ)PVAフィルム作製
    PVA60mgを試験管にとり,蒸留水4mLを加え,加熱溶解させた.
    ポリエチレンフィルム上に5個の直径2cmのステンレスリングを水平に置き,これにPVA溶液を流し込み,60~80℃で5時間乾燥させてフィルムを作製した.
       ⅱ)PVAフィルムの熱処理
        ①フィルムをリングに張ったまま,熱処理用乾燥器で所定の温度で1分間熱処理し,熱処理フィルムを2枚作製した.
       ⅲ)ホルマール化浴の調性
        ①100mLビーカーに...

    コメント2件

    shu8091 購入
    ありがとうございました。m(_"_)m
    2006/01/05 16:54 (18年12ヶ月前)

    yossy85 購入
    反応機構がもう少し詳しくあればよかった。
    2006/05/18 1:28 (18年7ヶ月前)

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