仏教大学【教職通信】 A評価 教育社会学 第2設題

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    資料紹介

    【評価】A 【添削コメント】学力低下やゆとり教育の背景について的確に記述されています。本質的な課題への言及もしっかりとできています。【レポート作成に当たって】テキスト、教採試験用のテキスト、事例集などを参考に記述。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第2設題 【学力低下とは何かを明らかにし、社会階層のような社会的不平等と学力がどのような関わりをもつのかについて述べてください。】
    ◆学力低下の現況
       1998年に日中のトップ大学に、1999年に日韓のトップ大学に簡単な算数・初等数学の学力調査を行った。満点を取った学生の割合は、中国・韓国共に9割強であったが、日本では最高でも5~6割程度であった。この結果は、学習指導要領において学習内容が大幅に削減された前の世代ですでに学力低下の兆候が見られていることが明らかにされた。
    また、社会学的な視点から社会階層グループ別で、学校外での学習時間が大きく異なっている。
     ①下位・・・・・・79年73.3時間:97年47.2時間
     ②中位・・・・・・79年97.4時間:97年68.7時間
     ③上位・・・・・・79年119.5時間:97年102.5時間
     この結果は、社会階層間の学習時間の格差が拡大している事のみならず、子どもの勉強離れが進行していることを表している。
    ◆大学生の学力低下特徴
      大学生の学力低下は、これまで大学に入れなかった層が少子化の影響などにより大学生になることによって、引き...

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