音声学的教授法を唱えた学者を列挙し、箇条書きにまとめると共に、パーマー、クラッシェン、リトルウッドの教授法を論述しなさい。
■音声学的教授法を唱えた学者
音声学的教授法とは、ドイツの英語学者・音声学者のヴィルヘルム・フィーエトルによって提唱され、外国語の習得は翻訳によらず、自国語で考えず、当該外国語の発音・連語・構文の模倣によるべきであると考えるものである。また、語彙は脈絡のある文からなるテキストを用いて、会話によって習得すべきであり、外国語の教師は音声学の素養を必要とすると考える。以下に、その学者を5名列挙する。
□ポール・パシー
・フィーエトルの直接教授法に賛同し、フランスの学校において直接教授法を用いて、発音の教授に音声学的教授法を採用した。
□ヘンリー・スウィート
・古典語教育中心主義の中、音声学の発展に寄与し、外国語教育における発音の重視を現代語教育に根付かせた人物。
□ダニエル・ジョウンズ
・ロンドン大学教授で、『An Outline of English Phonetics』の著者でも知られる。ヘンリー・スウィートと共に、音声学的教授法の発展に寄与した。
□オット...