精神科リハビリテーション学第2回

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    精神保健福祉士

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    精神保健

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    「精神科リハビリテーション学第2回」
    1.精神科リハビリテーションにおける精神保健福祉士の役割について述べなさい。
     精神保健福祉士は精神障害者に対する種々の相談、助言、指導を中心業務とする。精神科リハビリテーションの視点では、精神障害者の問題とは、医学的リハビリテーションの範疇だけでなく、広く障害者福祉の領域に位置づけられる。しかし、それは往来の「社会福祉士」とは別に独自の働きを求められる領域でもある。社会福祉士は「身体上若しくは精神上の障害があること又は環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の福祉に関する相談に応じ、助言、指導、福祉サービスを提供する者又は医師その他の保健医療サービスを提供する者その他の関係者との連絡及び調整その他の援助を行う(社会福祉士及び介護福祉士法第2条)とその業務が規定されているが、ここでの「精神上の障害がある」者には、入院中の者や社会復帰の途上にある精神障害者を含めておらず、「訓練」に代表されるリハビリテーション業務も課していない。
     精神保健福祉士が主な対象とする精神障害者とは、疾患と障害の依存した利用者であり、そのアプローチの焦点は、「生活の...

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