精神保健福祉論第1回

閲覧数2,003
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「精神保健福祉論第1回」
    障害者福祉の理念と意義について述べなさい。
     現代の障害者の暮らしに大きな影響を与えてきたノーマイライゼーションという思想は、1850年代の前半、デンマークをはじめとする北欧の社会で、それまで閉鎖的で巨大な施設に収容されてきた障害児・者への人権侵害や施設・保護主義に対する批判やそれらに替わる理念として、知的障害者の親の会の運動から生まれてきたものである。
     ノーマライゼーションといった言葉が国際的に最も早く認知された1971年、国際連合第26回総会における「知的障害者の権利宣言」の採択、さらに1975年の第30回総会における「障害者の権利宣言」、続いて1981年「国際障害者年」、引き続く国際的な障害者キャンペーンと行動計画を伴った1983年からの「国連・障害者の十年」と続いていく。
     障害者に対するリハビリテーション概念の形成は、第二次世界大戦以後のことである。戦傷障害者が社会生活に復帰するために始められたリハビリテーションを、他の障害者についても、社会生活の回復に用いられ、その過程のなかで正しく定義する動きがみられた。
     リハビリテーションは①医学的リハビリ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。