「小説とその映画化作品との違いを論じなさい。」
話題の3D映画ということで「アリス・イン・ワンダーランド」を鑑賞した。「アリス・イン・ワンダーランド」はティム・バートン(監督)とリンダ・ウールヴァートン(脚本)が、ルイス・キャロル原作の有名な小説「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」の、その後の物語を実写とモーションキャプチャによって映画化したディズニー映画作品である。
「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」の物語から、13年後、19歳になり、以前の冒険は夢だったと思いこみ、すっかり忘れているという設定のアリスが主人公という設定だ。
アリスの新しい物語が幕を開く「ワンダーランド」、それはアリスが自分自身の未来を見いだす冒険の始まりだった。美しく成長した19歳のアリスは、ある日、屋外の舞踏会で貴族であり、幼馴染のヘイミッシュにプロポーズされ、自分自身の「選択」を求められる。しかし、即答出来ないアリスは、その場を逃げ出して森の中に走って行く。そこで夢で見たチョッキを着て時計を持った不思議な白うさぎを追いかけているうちに、誤ってうさぎの穴に落ちてしまう。長い長い穴を落ちて行き、たどり着...