教育課程論 2単位目 明星大学 2011年度 合格レポート
課題
教育課程の古典的類型のうち、教科中心カリキュラムと経験中心カリキュラムのそれぞれの特徴をまとめ、「学習指導要領」(昭和26年版)の中で述べられている教育課程の考え方を解釈しなさい。
教育課程編成の原理についてまとめ、併せて、そこからでてくる「単元」名のうち代表的な「経験単元」と「教科単元」とについて比較して述べなさい。
評価 カリキュラムの考え方と単元についてよく理解されています。
(1)メリーランド学校公報「カリキュラム研究案内」の中の、「カリキュラム編成の諸類型」によると、①教科カリキュラム、②相関カリキュラム、③融合カリキュラム、④広域カリキュラム、⑤コア・カリキュラム、⑥経験カリキュラムの6つに類別される。これらのカリキュラムは、①を中心として②や③を含む教科カリキュラムと、⑥を中心として⑤や④を含む経験主義カリキュラムの2つに大別することが出来る。教育課程の古典的類型においては、一方の極に、教科中心教育課程があり、他の極に経験中心教育課程(生活領域教育課程、中心教育課程、現成教育課程)があって、その中間に広領域教育課程が位置するような形でとらえることができる。
...