道徳教育論 科目テスト

閲覧数4,510
ダウンロード数109
履歴確認

    • ページ数 : 7ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    近大姫路大学通信教育学部の科目試験答案例です。学習の参考資料として活用お願いします。
    1、江戸時代の日本人の識字率は世界一と言われる。その理由を述べ、そこに見られる課題を述べよ。
    2、戦前の道徳教育と戦後の道徳教育の違いを述べよ。
    3、いじめについての各自の原体験や思いを述べ、解消案について考察せよ。㊟省略
    4、道徳教育の指導案作成において留意点について述べよ。
    5、しつけと道徳の違いを述べよ。
    6、諸外国の道徳教育から我が国の道徳教育の特質について述べよ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    道徳教育論

    1、江戸時代の日本人の識字率は世界一と言われる。その理由を述べ、そこに見られる課題を述べよ。

    1 理由

    江戸時代、簡単な読み書きに限って言えば、江戸の識字率は70%を超えていたと言われ

    ている。一方で同時期のロンドンの識字率は20%、パリの識字率は10%未満だったことから、江戸の識字率の高さが分かる。
     その背景となったのが、教育機関の普及であったと考えられる。

    江戸時代に日本人の識字率が高かったといわれる理由は、特に、庶民のために開かれた

    寺子屋が全国に広まったことと関係する。

     江戸時代の教育施設は、藩校が270、郷学が118、私塾が1076、寺子屋が16560もあったと言われている。

     これを見ると、江戸時代の教育施設がどれほど充実していたかが分かる。
    また、鍵となるのは教育機関数だけではなく、江戸時代における教科書の数もまた膨大

    であった。寺子屋において初歩教科書とされた「往来物」をはじめ、儒学書、歴史書の専

    門書など多くの種類にわたる教材が使われていた。
    特に初歩教科書の「往来物」に関しては、寺子屋の教師が執筆することも多かったため、

    現存す...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。