VE-6 獣医師国家試験対策 初乳 母子免疫

閲覧数4,107
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    国家試験対策のために作成した完全オリジナル問題です。
    勉強をはじめたばかりの人には少し難しいかもしれません。
    間違いのある場合はお知らせください。
    作品中の鉄板問題とは定番の問題という意味です。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    初乳
    高濃度に免疫グロブリンが存在
    摂取することによって受動免疫を確立することが出来る
    免疫グロブリンの他に脂質(特にビタミンA)と蛋白質(カゼインおよびアルブミン)が高濃度に含まれるが、炭水化物(乳糖)は低濃度である。
    主体となるIgは
    有蹄類:IgG(血清中移行抗体半減期20日)
    ヒト、ウサギ:IgA(血中移行抗体半減期2日)
    イヌ、モルモット、マウス:IgG、IgAの両方
    IgMは全ての種が含んでいる。牛は胎盤経由による抗体の移行が起こらないので、初乳は新生子における免疫獲得の唯一の手段である。
    移行抗体における動物種差
    家畜では乳汁から抗体を吸収するのに対し、他の動物種、ヒト・ウサギ・モルモットではかなりの量が胎盤を通して胎子へと移行する。
    動物種 馬・豚 牛・山羊・羊 犬・猫 人・猿 胎盤 上皮・絨毛 結合組織‐絨毛 内皮‐絨毛 血‐絨毛 移行抗体 胎盤 - - + +++ 移行抗体 初乳 +++ +++ ++ ±
    新生子牛に対する初乳給与
    免疫グロブリンが腸を通して吸収されるのは24~36時間
    摂取後24時間でIg がピークに達する
    移行したIgは生後3~5週間にわたって...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。