584 生徒指導 1単位目 合格レポート 2011年度~ 明星大学通信

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    資料紹介

    課題1
    生徒指導の目標を達成するために、学級経営の充実を図ることが大切です。児童理解を基礎とした、学級の好ましい人間関係づくりの指導(集団指導・個別指導)が重要なことを明らかにしなさい

    講評
    学級集団の特質を生かしながら、集団への働きがけを通して個の成長を促し、そこから集団全体のよい雰囲気づくり、集団の力を高めていくことが担任の仕事となります。このことを十分に理解されています。具体的な学級における取組について、さらに探っていかれるとよいでしょう。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「生徒指導 1単位目」
    学級経営の充実は人間関係が重要な要素を持っている。児童は一日の多くを学級という集団の中で過ごし、その中で自分を自覚する。集団の中で基本となるものは人間関係であり、教師と児童または児童同士が互いに存在を認め合うことが大事である。しかし、児童の人間関係の確立は、学級生活や学校生活を送るうえで重要な課題である。学級や学校での児童相互の人間関係のあり方は、児童の健全な成長と深く関わっている。学校において1人1人の児童が自己実現をはかるためには、望ましい人間関係づくりが極めて重要になる。

    小学校では学級担任制に基づき担任教師(以下、担任)が主体となって学級をまとめることになる。生徒指導において重要なことは児童理解である。児童1人1人の現状を冷静に観察し正確に把握できることが求められる。そのためには観察力は勿論、正確な観察のために公平で偏見のない児童への対応が求められる。児童の話をよく聴くこと、傾聴の姿勢が大切になる。担任が常に児童の話を聴く態勢で児童と対話をすることで、学級には話し合える雰囲気ができていく。学級は、児童の家庭生活の基盤が家庭であるのと同様に、学校生活の基...

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