B判定でした。所見は、「各教科の基本的な学力が主体的に~~されるためにどのように試みてますか」~~は読めませんでした。この内容と、レポートを参考にしていただければと思います。
OECDが行っている生徒の学習到達度調査(PISA)で求められている能力を高める授業と評価の方法について、教えることを中心とした場合と、学習することを中心とした場合の設計手続きの違いを踏まえ、それぞれの場合における学習指導計画および評価方法を提案しなさい。
PISA調査は、読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーの3分野を調査するものである。2009年の結果からは、2006年に比べて平均得点が統計的に上昇し、数学的リテラシーは前回同様OECD平均より高得点グループに位置し、科学的リテラシーも上位グループを維持しているため、子どもたちの学力は改善傾向にあると考えられる。しかし、①世界トップレベルの国々と比較すると依然として、下位層が多いこと、②読解力は、必要な情報を見つけ出し取り出すことは得意だが、それらの関係性を理解して解釈したり、自らの知識や経験と結び付けたりすることがやや苦手であること③数学的リテラシーは、OECD平均は上回っているがトップレベルの国々とは差があること④読書活動も進展したとはいえ諸外国と比べると依然として本を読まない生徒が多いことなどの課題も明らかになっている。...