Z1105 学校教育課程論 レポート(合格済み)

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    資料紹介

    設題:中学校あるいは高等学校のいずれかの教育課程について、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめてください。
    テキスト:学校教育課程論、学文社、原清治

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    中学校あるいは高等学校のいずれかの教育課程について、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめてください。
     学校においては、法律に従い、子供たちの発達を考え、地域特性や時代背景を意識した教育課程に則って教育が進められる。教育課程とはいわば、学校全体の教育計画の基となるものである。そのため、教育課程の基となる学習指導要領は今まで何度も検討され、改訂されてきた歴史がある。ここでは、長い歴史の中で教育課程が検討されてきた、その基準や編成原理、課題について、特に戦後の高等学校の教育課程の変遷にフォーカスを当てまとめる。
     まず、戦後の教育課程変遷の歴史について見ていく。戦後、民主主義を日本に定着させる必要性を自覚した文部省は、戦前からの教育課程の改革に自ら着手した。そこでは、教科書から戦意高揚に関する記述をなくすこと、修身科を廃止し新たに「公民科」を設置すること、画一的な教育から生徒の自発性を重視した教育へ転換することなどが念頭に置かれていた。
     文部省は昭和21年5月から「新教育指針」の配布を始めたが、法的拘束力を有するものではなく、現場の教師が授業を行う際の手引書扱いにすぎなかった。こ...

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