458 児童心理 3単位目 合格レポート 2012年度

閲覧数1,160
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    458 児童心理学 3単位目
    <課題>
    1.知能の発達に影響する環境的要因および心理的要因について述べなさい。
    2.フラストレーション耐性について説明し、その育成の要因について述べなさい。

    1行25文字に合わせてあります。参考としてご活用ください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1.知能は、何を中核に捉えるかによって「学習能力」、「抽象的思考能力」、「環境への適応能力」と考え方が分けられる。近年では知能を環境への適応能力とする考えがほぼ受け入れられ、その内容や構造の研究は、精神現象、能力、価値観などを数学的に把握する因子分析がされているが、解明の割合は知能全体の60~70%である。

     知能の発達には血縁関係などの遺伝的要因も想定されるが、環境の影響が発達初期の豊富な知覚的・運動的体験が後の課題解決・学習能力の発展に大きくかかわり、遺伝的要因はその血縁者の環境条件の類似性によるものが大きいとも考えられる。

     子どもの知的発達に影響する環境的要因について、東・柏木・ヘスは母親の態度・行動、子どもに対する温かさ、受容的・配慮的かかわり方が促進的影響を及ぼすとしている。また、ビングは言語性知能と養育態度との関係を明らかにし、課題解決能力が高い群の母親の特徴に、①幼児期からの言語刺激を多さ②食事時などの会話へ参加させる③子どもの失敗を強くとがめない④児童期に物語の本を多く与える⑤幼児期から注意深さのしつけ⑥求めがあってはじめて援助する、などを見いだした。

    つまり、...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。