ギリシア神話の神であるエロスについて書いたレポートです。
文献を多く使ったので質は高いと思います。
「エロス」・・・ギリシア神話の愛の神。(広辞苑)。私は「エロス」という言葉に対して、卑猥、汚れている、性欲など、あまりいいイメージを持っていなかった。この時点では、まだ「エロス」本当の意味を知らなかった。なので、「エロス」に愛の神という意味が込められていることを知った時、私はとても驚いた。このレポート作成を通じて、私は、「エロス」について深く知ることが出来た。
谷川先生が提示した参考文献の中から、プラトン著の「饗宴」を選ぶことにした。選んだ理由としては、今まで私が偏見を持っていた「エロス」という言葉をいろんな方面で理解することができたからだ。本の内容は、悲劇詩人アガトンが主催した饗宴において、当時紀元前416年のアテナの優秀な教養人(ファイドロス、パゥサニヤス、エリュキシマコス、アリストファネス、アガトン、)がエロスについて個人個人の意見を述べるという物である。私は彼らの演説を自分なりにまとめてみた。
最初に演説を始めたのはファイドロス。彼によれば、エロスの本質として挙げるべきことは、その出生が極めて古いことであった。エロスは最初の神様であるが、最初の者は最も尊厳に値する者でなけれ...