ステレオタイプと偏見

閲覧数3,878
ダウンロード数8
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    青年期のステレオタイプと偏見
    私たちが生活している中で、ついつい思い込みによって、偏った見方をしてしまうことはないだろうか。つまり、「ステレオタイプ」や「偏見」と言われるものである。

    ステレオタイプは、物事を同じように見てしまう。あるいは集団全体を同じに見てしまうなどの固定的な観念のことである。

     偏見は偏った正しくない見方・考え方をいい、これには感情が伴うことが多い。

     このステレオタイプと偏見の共通点は一つの側面で全体を同じに見てしまうところである。また、いずれもが親、あるいは親に代わる影響力の強い周囲の人から刷りこまれることが大きな原因であるといわれている。ステレオタイプや偏見に、好き嫌いの感情や、優劣の考え方が加わると、ある個人がある一面を持っているという理由だけで、憎しみ、嫌悪、疎外、閉鎖、攻撃、不平、同情、支配、打算などを生み、差別につながる。また、誤解、予断も同様である。

     ステレオタイプは必ずしもネガティブな要素のみで構成されているのではない。常に変化し、完全に把握することが難しい現実を、ある一定のパターンにより整理して理解し、その後の変化を速やかに予測し、対応...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。