英語Ⅱ 日本大学文学専攻(英文学)
作品要約“Happy August the Tenth”
家計図コンサルタントをしているエルフィンストーンと“National Journal of Social Commentary”の調査部で働くホーンの二人は、ニューヨークの”East Sixty-First Street”のとあるアパートで10年間一緒に生活をしていた。エルフィンストーンは仕事柄、ずっと家にいて、ホーンは仕事場へと通勤する毎日を送っている。二人は、エアコンのある寝室をめぐり、毎年、夏になると部屋を交換するということになっていた。それも、ホーンが8月と9月の二ヶ月間で、その他の月をエルフィンストーンがその寝室を使うというものであった。物語は、8月10日の朝、ホーンがエルフィンストーンを起こしに行き、“Happy August the Tenth”と叫んだところから始まり、その後、互いのさまざまな情事について会話をしているうちに、感情的になってしまう二人。そして、エルフィンストーンは、ホーンが仕事に行っている間に、ホーンの荷物をバッグに詰め込み、それを見えるところにおいて、自分は母...