日大通信 日本経済論課題2
バブル崩壊以降の雇用環境の変化と企業における人材育成・能力開発がどうなっ
ていたかについて述べなさい。
〈ポイント〉
これまで日本企業の人材育成は,日本的雇用慣行に基づいて大企業の正社員,新
卒社員を中心に行われてきた。だが,2000 年以後も非正規雇用は増加を続け,企
業における非正規社員への教育訓練は正社員と比べると少なく,全体として人材育
成能力の低下が指摘されるようになった。課題では,バブル崩壊から 2000 年代も
含めて雇用環境がどのように変化したのか,企業内における人材育成・能力開発が
どのようになっていたのか,問題点も含めてまとめる。
〈キーワード〉
非正規雇用の増加,教育・訓練,生産性の向上,日本的雇用慣行
(記述にあたってキーワードを含めたものにすること)
〈参考文献〉
『入門・日本経済(第 6 版)』浅子和美・飯塚信夫・篠原総一編(有斐閣 2020 年)
評価は、全体的な内容は悪くないが、人材育成能力が低下しているのかどうかについての記述を明確にするとなお良い。とのことでした。
担当教員によって合格基準が変わることがあるのでご注意ください。なお、丸写しは避け、あくまで参考としてご活用ください。
日本経済論
課題2 バブル崩壊以降の雇用環境の変化と企業における人材育成・能力開発がどうなっていたかについて述べなさい。
〈ポイント〉
これまで日本企業の人材育成は,日本的雇用慣行に基づいて大企業の正社員,新卒社員を中心に行われてきた。だが,2000年以後も非正規雇用は増加を続け,企業における非正規社員への教育訓練は正社員と比べると少なく,全体として人材育成能力の低下が指摘されるようになった。課題では,バブル崩壊から2000年代も含めて雇用環境がどのように変化したのか,企業内における人材育成・能力開発がどのようになっていたのか,問題点も含めてまとめる。
〈キーワード〉
非正規雇用の増加,教育・訓練,生産性の向上,日本的雇用慣行(記述にあたってキーワードを含めたものにすること)
〈参考文献〉
『入門・日本経済(第6版)』浅子和美・飯塚信夫・篠原総一編(有斐閣2020年)
【本文】
日本では、バブルが崩壊した後1990年代後半以降から、アルバイトやパート、嘱託、派遣、契約社員などの、非正規雇用が増加した。この理由として考えられることは、労働需要側である企...