国文学史I 課題2

閲覧数850
ダウンロード数12
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    国文学史I課題22019~2022年度リポート課題A評価のレポートです丸写しはさけて、レポート作成の際の参考資料としてお使いいただけますと幸いです。このご時世で色々と大変だとは思いますが、教員免許取得できるよう一緒に頑張りましょう

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    【課題】
    第二の転換期(十三世紀)を特徴づける文化の三点を要約して説明しなさい。
    また、その中の「貴族の反応」として藤原定家を取りあげて、反応について説明しなさい。

    【リポート本文】
    13世期の転換期を象徴する変化として「新興の宗教とそれぞれの階層の人々との関わり方の変化」と、「激動の社会の変化に取り残された貴族階級の変化」、「文化の聴き手の変化」という3点がある。以上の3点を中心に第二の転換期について説明する。
    そもそも前提として、13世紀は二重政府による混迷の時代であった。日本という一つの国の中に武家が統治する幕府と、公家が統治する朝廷が存在するという、実質的な二重政権により、社会はその構造の変化を求められた。そして文化や宗教にも変化の波は訪れた。
    第一の変化として、現行の秩序が崩壊し、人々の頼るべき支柱が失われていく中で、末法思想という仏教的思想が新たに生まれた。信仰により現世に救いを求める平安仏教とは違い、来世に救いを求めるという超越的な思想方向を持った末法思想は鎌倉仏教として確立された。その鎌倉仏教の一翼を担っていた法然の浄土宗、そしてその派生系である親鸞の浄土真宗は、地方...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。