文献学入門1 2 佛教大学

閲覧数1,216
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員440円 | 非会員528円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    日本における装丁の歴史と種類についてその概要を述べよ。 

    本レポートでは、まず、装丁とは何かについて述べ、紙が発見されるまでの歴史について述べる。次に、江戸以前の書物について触れ、装丁の歴史と種類について述べる。最後に書物についての感想を述べる。

    装丁とは書籍の表紙、カバー、外箱、タイトル・ページのデザイン、および材質の選択を含めて装本を製作すること中国・日本には古来より折本、粘葉装などの冊子本や巻子本などの伝統的な装丁がある。(ブリタニカ国際大百科事典)

    紙が発見される以前は、獣皮・布・木片・竹片まれには専用の煉瓦などに文字を記した。中国桂陽の人蔡倫が樹皮・麻頭・敝布・魚網等の原料として「紙」をはじめて作ったといわれている。
    近世以前の紙は楮・雁皮・三椏などを原料として、これに石灰等のアルカリ性漂白材を加えて沸騰し、さらにこれをつき砕いて繊維質の塊とする。それに糊性の接合材をくわえ、一定の大きさの簀の中に入れ、水を加えた材料槽の中で紙料を平均化しながら、1枚1枚漉いていくわけである。

    江戸以前の書物について述べる。中世までの出版は主に、国家権力や寺社が行っていた。例えば、最古...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。