現代社会と福祉 ロジャースとバイスティックの理論

閲覧数1,637
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    s評価のレポートです。1675文字

    【設題】 2000年を前にして日本社会では社会福祉基礎構造改革が行われた。「当事者主体」という言葉で表されるように、福祉事業の主体が支援者から対象者に変わったことである。当事者主体を促したロジャースやバイスティックの理論を整理し、福祉現場におけるその事例を挙げながら、支援者として心掛けなければならないこと、その実戦の困難を整理し、今後のソーシャルワークについて自分の意見を述べなさい。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    社会福祉基礎構造改革により自立および自立支援を根幹として、新しい動きが起こって
    いった。「利用者の立場に立った社会制度」により対象者である利用者が支援事業者を選択
    する事を可能とし当事者主体を実現した。その当事者主体を促したロジャースとバイステ
    ックの理論をまずは整理していきたい。
    ロジャースの理論で来談者中心療法がある。来談者すなわち利用者に対して、支援者が
    備えておくべき基本的態度として徹底的傾聴を挙げている。利用者の訴える事に対して支
    援者が応えたいあまりに話を進めてしまう恐れがある。これにより、信頼関係の構築に支
    障をきたす可能性がある。適切な支援を行なう為にも、まずは傾聴に徹することが大切で
    ある。そこから、利用者の気持ちを理解する為に、想いを共有する態度が必要である。し
    かし、中途半端に共感を示すと同情とられてしまう可能性もある為、利用者が感じている
    想いを支援者が想像力を最大限働かせて想いを共有する事を共感的理解という。ロジャー
    スは、利用者は自己概念と経験の不一致で不適応が起こると述べており、支援者にこれが
    あってはならない。自分を正しく自己覚知し、利用者に臨むことに...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。