【設題内容】
現代都市パリの生成とブランド戦略について、マネキンを通して論じなさい
【コメント】
1発合格レポートです!テキスト内でマネキンに関する描写が1章分しかないので、ボリュームがある感じにまとめるのが苦労した点です。ぜひ参考にしてください。
西洋社会文化論 第1設題レポート
現代都市パリの生成とブランド戦略について、マネキンを通して論じなさい
現代では世界中の百貨店やアパレルショップで当たり前のように姿が見られるマネキンだが、本格的に表舞台で活躍するようになったのは1750年代からであるとされている。そんな約270年に渡る長いマネキン史実の中で最も大きな変革を起こしたのは、世界で初めて全身マネキンを発明したフレッド・ストックマンではないだろうか。ストックマンは今日のS~XLサイズの測定値を規格化したり、直立が基本だったマネキンに動きをつけるなどの工夫をこらし、パリの人々を利便性に長けるだけでなく独創的なマネキンで魅了した。後にストックマンはメゾン「シエジェル・エ・オメイ」と合併し、19~20世紀パリのマネキン界で更なる躍進を続けた。またストックマンは今でもなお世界屈指のマネキン製造会社「シエジェル・エ・ストックマン」として現世にその名を残している。ストックマンの生み出すマネキンが、当時のパリにおいてセンセーショナルな芸術であったことは確かだが、もともとマネキンとは洋服を美しく見せる為の1つのツールではなかっただろうか...