課題「精神障害者理解のあり方と援助関係の形成について論述せよ」
評価:75点
対人援助を有効に展開する上で必要不可欠なことは精神障害者の理解である。ソーシャルワークにおいては、精神疾患や精神障害の特性だけでなく、その人の生活のしづらさを理解し、社会環境のかかわりの中での生活のしづらさを改善し、生活の質を向上させることを目指す。利用者の理解とは、個人と社会環境との関係性に焦点を当てつつ包括的に理解することである。
支援者は、利用者のもっているストレングスに目を向けなければならない。ラップらは、個人のストレングスと環境のストレングスがあり、前者には熱望、能力、自信、後者には資源、社会関係、機会などが含まれるとした。個人のストレングスを活用することは、自分はこうありたいとい...