佛教大学通信課程 漢文学 第二設題

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    資料紹介

    佛教大学、2019年度の漢文学第二設題A評価での合格レポートです。文章に特徴はないので勉強の参考にしやすいと思います。

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    M6109 漢文学 第二設題
    (1)
    日本人が「漢文訓読」で中国の古典を読む場合の利点と問題点について
    説 明せよ 。
    漢文とは中国の古典であり、中国語で書かれた漢字の文章である。私
    た ちはその漢 文を中 学校や 高等学 校で 学ぶことにな っている 。その 際に
    は、日本独自である漢文訓読法を学習する。これは主に句読点や返り点、
    送り仮名の三つを含んだ訓点を使用しながら訓読をする方法のことであ
    る。では 、な ぜ日本 では音 読でな く訓 読をす るよう になった のか、 その
    理由には日本ならではの方法があった。それは、次のようなことである。
    日本人は中国から渡ってきた漢文の書物を外国語として捉えていた。そ
    の ため、 英語 を日本 語に訳 すと同 じよ うに、 全ての漢文を日 本語に 翻訳
    していたのである。しかし、徐々に漢文の研究が進められていき、漢文
    を訓読すればわざわざ訳す必要がないと考えられた。そしていつしか漢
    文そのものを訓読するようになった。このように「漢文訓読」は始まっ
    た とされ る。
    このレポートでは、上記このような日本ならでは...

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