2018年7月に合格したものになります。
採点者が一癖あるので、合格しにくい単位の一つです。
ご参考にしていただけると、助かります(^ ^)
今回のレポートでは、高等学校地理歴史科の日本史Bについて具体的な学習内容を想定しながら学習指導及び授業計画を立て、以下にて述べる。前提として、教科書として山川出版の『もういちど読む山川日本史』を扱う。単元は第4部「近代」・第13 章「第一次世界大戦と日本」部分の授業にあたる想定として論述する。
授業を担当するにあたり、まず単元の設定が必要となる。前述した第13章は7つの節に細分化されており、今回の授業ではそのうちの始めから3節分(1.ゆれ動く世界と日本、2.民衆の誕生、3.平民宰相)を扱う想定で臨む。教師はこの単元設定の理由を単元観として明確に持たなければならない。今回の単元観を約400字程度で以下にて述べる。
「ここでは、第一次世界大戦中の我が国における政治、社会、経済の変化を通じて国内の動向、民主主義の興り、我が国視点の世界大戦の捉え方、政党政治の明暗、大戦後の世界の協調外交の始まりと終わり、大正文化を理解させる。その中にあって、1節から3節においては、外政としては第一次世界大戦の状況、中国に対する二十一ヵ条要求、ロシアに対するシベリア出兵を、内政として大正政変、民本主義、原...