人口密度

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    人口密度
    人口密度(じんこうみつど, 英: Population
    density)は、人口統計において、単位面積である1平方キロメートル (km2)
    当たりに居住する人の数により定義される数値である。都市化、土地利用の度合いなどの目安とな
    る。

    大抵は1km2あたりの人口、すなわち人口を面積(平方キロメートル)で割った値で表される。

    地形については、対象地域内に人の居住できない水域や山岳地を多く含むところでは見かけ上の人
    口密度は低くなる。代表的な例としては、日本国外では香港、日本では札幌市・仙台市・静岡市・
    浜松市・京都市・神戸市・広島市・北九州市などがある。これらの都市は皆山地を多く含んでいる
    。また、この欠点を補うものとして可住地面積や人口集中地区 (DID)
    に対する人口密度という考え方がある。

    面積については、小さい方が極端な値になりやすく、広域になるほど平均的になる。これは、例え
    ば、東京中心部の局地的な狭い範囲の過密地区の人口密度(場所によっては2万人弱/km2)と、あ
    る程度の面積規模をもつ東京23区(約15,402人/km2)(2022年2月1日現在)と、周辺部も含めた
    広い地域(人口密度はさらに低くなる)とでは、人口密度が異なるのに対応する。

    この他、例えばシンガポールの場合、面積だけで見れば東京23区に近い広さをもつが、独立した都
    市国家である特性から、国内に軍用・民間用の空港を多く保有していたり、水源のためのダムや森
    林地帯を確保するなど土地の利用の仕方が大きく異なっており、実際の居住地域の人口密度は非常
    に高い例もある。

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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