佛教大学算数科教育法B判定レポートです。
2018年度に提出し、合格もらっています。
不正に対してペナルティがありますので、参考程度でお願いします。
算数科教育の目標(2つの立場)と評価(行為動詞を含む)について、双方の関係を含めて記述し、その後、自分の視点で考察せよ(1600字程度)。数と計算、量と測定、図形、数量関係、集合・論理の教育の内から一つを取り上げ、各学年での指導内容の構成と、指導のポイントについて記述せよ。
1.はじめに
本レポートでは、小学校における算数について『初等算数科教育法』を用い、目標と評価から考察していき、よりよい指導を追求していくことを目的とする。また、指導法だけにとどまらず、教育課程全般に及ぶ数学教育学を踏まえ、算数科教育に触れていく。
2.目標と評価の関係
まず算数教育の目標と評価に触れ、二点の関係性や問題点について考察していく。
2-1.二つの立場からの目標
はじめに算数教育の目標について、国と数学教育研究の二つの立場を記述しておく。国の基本としての目標は、学習指導要領に具体化されており、学習指導要領を基に作られている教科書に沿っていくことが必要となる。教科書の内容と主旨を把握し、授業を構成・指導していくことで目標を得ることができる。しかし、本書でも述べられているように、実際の児童に合わ...