相談援助の理論と方法(集団を活用した援助(グループワーク)について

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    資料紹介

    集団を活用した援助(グループワーク)の展開過程をおさえたうえで、各過程における援助者の役割と作業課題、そしてグループの特質について述べなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    グループワークは、グループを活用してメンバー個々人やグループ全体が直面している問題解決のために側面的支援をするソーシャルワークの方法であり、グループワークの展開過程について、シュワルツが相互作用モデルのなかで提示した援助過程( 準備期、開始期、作業期、終結・移行期)に沿って述べる。
    準備期とは、グループでの取組を実際に始める前の段階であり、メンバーが初めて一堂に会する前の準備、グループづくりのためにメンバーと予備的接触をするまでを指す。
    援助者は、グループワークのニーズを特定し、グループの趣旨、目的、プログラム活動の内容を計画し、グループのメンバーは固定するのか、流動的とするのかなどを検討したうえで参加者を募るなどグループ計画を行う。
    また、グループワークを実施するためには
    ワーカーへの所属機関内の組織的サポートが必要であるため、援助者は機関内へグループワークを用いる意義や目的を説明し、機関と同僚からの理解と支持を取りつけておくことが大切である。加えて、活動資金、備品、活用できる人材、機関・施設、情報といった社会資源の確認をしておかなければならない。
     また援助者は予備的感情移入を行い...

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