佛教大学:<Z1118>教育相談の研究(中・高)の2017年度試験対策です。
シラバスに掲載されている7つの事項についてまとめてあります。学習の参考にどうぞご活用くださいませ。
1.一般的なカウンセリングの意義・理論・方法について
2.教育相談における発達援助的カウンセリングや進路相談(開発的カウンセリング)の在り方について
3.中高時代における「発達課題」達成の援助と学校カウンセリング、生徒指導と学校カウンセリング それぞれの関連について
4.スクールカウンセラーの役割や活動内容について
5.不登校など、生徒たちの閉じこもり傾向の原因と対応について
6.いじめや非行など、生徒たちの問題行動への対応について
7.摂食障害の対応について
各項目800字程度でまとめております。
ちなみに私の時は2番について出題され78点合格でした。
<参考文献>
・「学校カウンセリング入門 第3版」
友久久雄編 ミネルヴァ書房 2016年
一般的なカウンセリングの意義・理論・方法について
答案
カウンセリングという言葉は、20世紀中頃になり使われるようになったが元来の意味は広く、人が日常生活を送るうえで生じる悩みに対して相談や指導をするということであった。近代になり社会構造の複雑化に伴い、人々の悩みも多岐にわたり単なる経験のみでは対応できなくなってきたことで、専門の知識や技術が要求されるようになり、現代一般的に呼ばれるカウンセリングの概念が生まれた。今までは相談や指導の意味合いが強く心理的に健康な人が対象であったが、近代の意味においては何かしら心理的葛藤を抱えている人が対象となっている。
人間の心的構造は、理想の心を意味する「超自我」、自分の行動を決める「自我」、そして本能の心である「イド」によって説明することができる。カウンセリングとはこれら三者のアンバランスを整えることである。
またカウンセリングには大きく2種類存在する。一つは専門知識を駆使し、患者の症状を治すための「治療的カウンセリング」である。もう一つは「発達援助的カウンセリング」と呼ばれ、症状の治療が目的ではなく、子供の人格がバランスよく発達するように...
最終試験の内容が設題1~6まで全く同じなのですが、小学校と中高では設題は同じでも内容が中高向けで違ったりしますか?
もし大丈夫出したら購入を考えているのですが、そこだけが少し気がかりで、、、
お手数ですが、教えていただけないでしょうか。