教科教育法地理歴史 第1・2設題セット

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    資料紹介

    2017年度履修。
    第1設題、第2設題のセットになっています。
    いずれもA評価をいただき、科目最終試験は90点をいただいています。
    あくまでも、リポート執筆時の参考としてお役立ていただけましたら幸いです。

    第1設題
    学習指導要領における地理Bの内容(2)「現代の系統地理的考察」のエ「生活文化,民族・宗教」の授業のあり方を、あなたの経験・テキストp.12にある3つの社会科観・p.50にある「北方領土は誰のもの?」の授業と関連させて考察しなさい。

    第2設題
    学習指導要領における世界史Bの内容(4)「諸地域世界の結合と変容」のウ「産業社会と国民国家の形成」の授業のあり方を、あなたの経験・テキストp.12にある3つの社会科観・p.92にある「世界最初の奴隷解放革命・ハイチ革命を扱って」の授業と関連させて考察しなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    学習指導要領における地理Bの内容(2)「現代の系統地理的考察」のエ「生活文化,民族・宗教」の授業のあり方を、あなたの経験・テキストp.12にある3つの社会科観・p.50にある「北方領土は誰のもの?」の授業と関連させて考察しなさい。
    1. はじめに ――地理教育に求められるもの

    本リポートでは、地理Bにおける「生活文化、民族・宗教」の授業のあり方について、テキストの内容や自身の経験を踏まえて考察を行う。本論に入る前に、地理教育に何が求められているのか、という前提を整理しておく。

    学習指導要領においては、地理Bの目標を、「現代世界の地理的事象を系統地理的に、現代世界の諸地域を歴史的背景を踏まえて地誌的に考察し、現代世界の地理的認識を養うとともに、地理的な見方や考え方を培い、国際社会に主体的に生きる日本国民としての自覚と資質を養う」(文部科学省 2010)と定められている。すなわち、主体性ある日本国民としての自覚・資質を養うというゴールを目指し、地理の授業づくりに取り組まなければならない。

    「生活文化、民族・宗教」では、「世界の生活文化、民族・宗教に関する諸事象を取り上げ、それらの分布...

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