【日大通信】【2019〜2022年度課題】外国史、外国史概説 課題2

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    資料紹介

    日大通信 外国史、外国史概説 課題2合格リポートです。
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    課題
    孫文及び辛亥革命について論述しなさい。

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    中国において「革命の父」とも呼ばれる孫文(1866~1925)は、辛亥革命を推進してアジアで最初の共和政国家を樹立した中心的な人物である。本リポートでは、孫文の革命思想に触れながら、辛亥革命の経緯や、その歴史的な意義について論述する。

    孫文は、広東の農民出身の華僑の一家に生まれ、14才で兄を頼ってハワイに渡り、西欧の近代教育をうけた。広東に戻って一時は医師を開業したが、救国の志をいだき革命運動に転身した。彼は1894年に清朝の改革をとなえ、ハワイで興中会を組織した。そして、日清戦争(1894〜1895)や義和団事件(1900)に際して清朝政府内の改革派に呼応する形で挙兵していたが、いずれも鎮圧され、長い亡命生活を送らざるを得なくなっていた。

    当時、日清戦争の敗北で清の動揺は深まり、列強による中国分割が進み危機に陥っていた。そして、義和団事件で清朝は列強と戦って敗れ、ついに政権内部でも立憲君主政への移行を模索する光緒新政という動きが始まった。科挙の廃止や憲法大綱の制定など、一定の近代化を実現したが、清朝による満洲人の支配に対する漢民族の不満は解消されなかった。

    こうした状況下190...

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