聖徳 通信 認知心理学 第2課題 評価S

閲覧数8,134
ダウンロード数84
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    【評価】S(合格レポート)

    文末に参考文献を記載してあります。

    (書名、著者・編者名、出版社名、発行年月日、全て詳しく記載)

    課題名:

    感性認知のメカニズムについて
    適切な具体例を挙げながら
    知性処理・感性処理それぞれの働きと関わりを踏まえながら説明せよ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第2課題 第1設題
     日本の感性心理学の草分け的存在である三浦佳世は、感性を「ものやことに対して、無自覚的、直感的、情報統合的に下す印象評価能力。創造や表現などの心的活動にも関わる」(三浦、2006)と定義していたが、最近では「包括的、直感的に行われる心的活動およびその能力」(三浦、2013)と再定義し、体系化している。これらの定義に共通するのは、感性を心の働きのひとつ、あるいはその能力として捉えていることである。また、日常生活で用いられるような美的判断やセンスの意味に限っていない点も注目される。ただし、瞬間的、包括的な判断は、感性に限らず知覚にも当てはまる。したがって、感性を「印象評価を伴う知覚」と位置づけられる。

     人の感性は第一義的には外部の刺激に触発されて生まれる印象や評価のことを指すが、感性の処理能力を2つの過程に分けると、その対象が何であるかわかる(認識する)過程を『知性処理』、その対象から感性がおこる過程を『感性処理』という。しかし、研究や学習の結果、知識を得ることで芸術作品の美や骨董品などの価値がわかったりするように、感性処理と知性処理は対極にあるものでも、また、まっ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。