佛教大学 言語学概論 第1設題 A評価(2016)

閲覧数2,786
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員990円 | 非会員1,188円

    資料紹介

    2016年度作成。佛教大学 言語学概論 第1設題 A評価レポートです。できるだけわかりやすく記載しています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    言葉の意味が脈絡によって異なる場合を、例をあげて説明しなさい。

     

    「脈絡」とは、「物事の一貫した筋道」を表すものである。同じ言葉でも、話している相手の地域や立場、世代などのような条件が異なることで、その言葉の意味自体に差異が生じる。話し手が相手に伝えたいことを正確に判断しなければ、円滑なコミュニケーションは成立しない。そこで、言葉の違いを見極めるために重要になるのが話の「脈絡」である。ここでは、身近な例をあげて脈絡による言葉の意味の違いを考えてみよう。
    脈絡による言葉の意味の違いは、大きく分けて4つあると考えられる。「本来の意味ではなく例えとして用いられる場合」、「脈絡によって意味が全く異なる場合」、「外的なものと内的なものによって異なる場合」、「地域性による場合」である。以下において、例をあげながら順に確認していく。
     まず、「本来の意味ではなく例えとして用いられる場合」についてみていこう。例えば、「崖っぷち」という言葉ある。これは、本来なら「崖のへり」というそのまま文字通りの意味であるが、「崖っぷちに立たされる」のように使用する場合、「後に引けない窮地の状況に追い込まれている...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。